堂安律を見ていて下手くそだなと感じる方がいるみたいですね。
あまりサッカーに詳しくないという方はなぜ堂安律が下手くそと言われているのかわからないという方もいるでしょう。
そこで、この記事ではサッカーに詳しくない方であってもなぜ堂安律が下手くそと言われているのかについて解説します。
また、それだけでディスって終わりというのは私は嫌ですから「こうしたらもっと上手くなるのに」という解決方法についても考察していきたいと思います。
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堂安律が下手くそといわれる4つの理由
堂安律が下手くそと言われるにはちゃんと理由があります。
具体的な理由を私が見た点とネットで言われている理由を総合してご紹介します。
判断がとにかく遅い=スキルが低い
堂安律の最大の弱点であり、下手くそと言われる最大の理由が判断の遅さです。
堂安律はボールをもらってから周りを確認する傾向が強いので、どうしても次のプレーに移るのがワンテンポ遅れてしまうのです。
仮にスペースがあったとしても1秒後には埋まってしまうのがサッカーですからもらってから周りを確認するのでは明らかに遅いです。
結果として本来であれば得点が奪えたシーンであっても後ろに戻さざるを得ないというケースが多いです。
これに関しては目につくのか弱点として挙げる方は他にもいますね。
ボールコントロールテクニックをいつどこで使うか=スキルが低い典型例と言えるでしょう。
プレーが利己的
堂安律の特徴の一つが積極的なプレーでコースが明いたらガンガンミドルシュートを撃っていきます。
それ自体は決して悪い事ではないのですが、前述した判断力の遅さが手伝ってしまって明らかに横にパスを出せばもっと楽に点が取れる所を自らシュートを撃ってしまうので、これが下手くそと言われている理由の一つとなっています。
もちろんミドルシュートやロングシュートが堂安律の得点力の高さにつながっているのは確かなのですが、視野が広くなって味方を上手く使えるようになればより評価が高くなるでしょう。
足元の技術が物足りない
堂安律の足元の技術が致命的な弱点という訳ではないのですが、あくまでも堂安律はスピードやパワーに優れた選手です。
その恵まれたフィジカルを活かしてしっかりとボールキープすることができるのでタメを作る事ができるのですが、プレッシャーが速くなってごまかしがきかなくなってしまうとボールを失ってしまう事があります。
特に日本代表では堂安律よりもテクニックが高い選手がたくさんいるので、ポンポンと速いテンポでボールを回している時に堂安律の所でテンポが止まってしまう事が下手くそと言われている理由の一つです。
現状ではタメを作る事しかできないという感じになってしまっているのでこれを切り替えられるようにしないといけないでしょう。
フィジカルバランスが悪い
オランダリーグに移籍して以降なのですが、身体が大きくなった事で長所の一つであった身体のキレが失われてしまっています。
一瞬のキレによって勝負するタイプなだけにキレが失われる事は武器を失う事と同義です。
かつて三浦知良がセリエAのジェノアに移籍した際にも同様にフィジカルトレーニングによってキレが失われてしまって苦労したケースがありました。
それと同じ事が堂安律にも起きています。
これに関しては堂安律本人も自覚しているようでフィジカルコーチに対して瞬発系のトレーニングにしたいという事を伝えているようです。
堂安律を活かすにはどうしたらいいのか
堂安律の弱点を簡単に言ってしまえば戦術面が弱いということです。
ならば堂安律を活かすには戦術面があまり関係ない状況に持ち込んでしまえばいいわけです。
つまり、カウンターをしなければいけないサッカーの時に起用するのが最も堂安律を活かす方法と言えるでしょう。
東京オリンピックのスペイン戦では個の能力は格上だった為、守備の時間が長く、カウンターサッカーをやらざるを得ませんでした。
しかし、数少ないチャンスの中で前を向いてボールを持てた時の推進力はスペイン相手でもそれなりに脅威を与えていました。
カウンターで少ない人数で攻め込む場合は戦術面であーだこーだと言うよりは個人のテクニックやフィジカルの方が物を言う好例と言えるでしょう。
このように戦術面に弱点を抱えるけれど、高いフィジカルを活かすにはカウンターサッカーには最適と言えます。
堂安律が今よりうまくなるにはどうするべきか
堂安律が下手くそだというのは今現在の話。
これから上手くなって日本代表に欠かせない選手になればいいだけです。
そこで堂安律がどうすればよりレベルの高い選手になれるのか解決策を探っていきましょう。
レベルの高いリーグに移籍する
堂安律が下手くそというのを汚名返上するためにベストな解決方法はよりレベルの高いリーグに移籍するという事です。
基本的にサッカーはレベルが高くなればなるほどプレスのスピードが速くなります。ダラダラとボールを持っていたらすぐに複数人に囲まれてボールを奪われてしまうでしょう。
堂安律の弱点の一つは判断力の遅さという事をお伝えしましたが、レベルの高い対戦相手と戦えば必然的に素早く判断をする=事前に周りを見渡して視野を広くする必要がありますので、上手くなる為にレベルの高いリーグに移籍できるのがベストでしょう。
堂安律がドイツ1部に移籍しそう
上記でお伝えした「レベルの高いリーグに移籍する」というのが実現しそうです。
ドイツ1部のビーレフェルトに移籍するかもしれないという情報をキャッチしたからです。
🇯🇵移籍の噂🇩🇪
PSVの堂安律、今季ドイツ1部昇格ビーレフェルトへ1年間のレンタル移籍かhttps://t.co/KnkDoufpe6🗣編集部より
「#堂安律 は2019-20シーズン #PSV にて公式戦27試合に出場し3ゴール3アシストを記録しました」— サッカーキング (@SoccerKingJP) September 4, 2020
正直、PSVで監督が変わって以降、満足に試合に出られていなかったですからレンタルでも何でも移籍するのはいい事なのは間違いないでしょう。
ゴールから逆算したプレーを勉強する
ゴールから逆算したプレーを勉強できれば堂安律はもっと良くなるでしょう。
実は堂安律の周りには絶好の教材が揃っています。
香川真司です。
香川真司の特徴の一つがペナルティエリアの細かいスペースでボールを受けてフィニッシャーに繋ぐ、もしくは自分で得点を決めるという事です。
これは確かなボールコントロールテクニックと「超」が付くほどの速い判断力がないとできない芸当です。
先ほどご紹介したレベルの高いリーグに移籍するというのは堂安律が望んだからと言って簡単にできるものではありません。
しかし、現状、堂安律は日本代表に召集されているのですから一緒に召集されることの多い香川真司から学ぶことの方がまだ楽だと考えられます。
一朝一夕で身に付くことではないでしょうが、よりレベルの高い選手になって欲しいですね。
堂安律が下手くそと言われる理由まとめ
堂安律が下手くそと言われる理由について解説しました。
色々と下手くそと言われる理由はありますが、最大の理由はやはり「判断力の遅さ=スキルの低さ」です。
しかし、もっとうまくなると思いますし、もっと活躍する所を見たいですので、ぜひとも弱点を克服して日本代表のユニフォームを着て躍動してほしいですね。
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