センターバック

中学生でセンターバックをやることになったけどどんな能力を身に付けたらいいのかわからない。

中学生になることでセンターバックにどんな役割が増えるのかわからないという方は少なくないでしょう。

そこで、この記事では中学生で求められるセンターバックの能力について解説します。

「センターバックなんて相手FWを止めてればいいんだろ」とか思っている人はこの記事を読んだ後は「こんなにたくさんあるの?」とビックリするでしょう。

知らないままだと苦労することになるので、しっかり最後まで読んでくださいね。

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それ以外の人はそのまま読み進めて大丈夫です。

中学生からセンターバックをやるならどんな能力を伸ばしたらいい?

中学生のセンターバックで身に付けるべき能力は以下の3つが中心です。

  • 足の速さ
  • 止める蹴るの基礎技術
  • ビルドアップのための判断能力

もちろん、これ以外にも読みを磨く、敵の攻撃の流れを読む能力を身に付けるというのも大事ですが、それらは少年サッカー センターバックの適性って何?という記事でもご紹介しているので、ここでは割愛します。

DFこそ足の速さを磨こう

中学生年代は大人の身体になっていく年代なので、フィジカル能力全般が飛躍的に向上します。

だからこそ足の速さを磨くことをおすすめします。

足が速いというのはセンターバックに限らず大きな武器ですから、今後別のポジションに移っても役に立ちます。

ただし、身体の成長を止めてしまうようなフィジカルトレーニングは厳禁です。

自重を活かしたトレーニングやサーキットトレーニングでスタミナやしなやかな筋肉も同時につけるようにしましょう。

対面パス、止めて蹴るはDFこそ凄く大事

技術を身に付けるのにベストな年代は9歳~12歳と言われていますが、だからといって中学生年代で技術が身に付かないわけではありません。

大きくなった身体でどれくらいの力を入れたら狙った所にボールを飛ばせるのかをしっかりと身体に染み込ませるようにしましょう。

高校生になったら基本的な止める蹴るはできるものとして扱われます。

中学生年代で地道に身に付けておかないと進学した後で苦労します。

中学生年代はビルドアップができるようになろう

身体が成長するだけでなく、頭も高度なことを覚えられるようになります。

つまり、高度な戦術の基礎を身に付けるべき年代でもあります。

行き当たりばったりで大きく蹴るだけでなく、誰にパスを出してどうやって攻めるのか、相手はどうやってゴールを狙ってくるのかを読めるようになる必要があります。

少なくとも基本的な止める蹴るの技術と共にビルドアップの起点になれるようにしましょう。

中学生でセンターバックをやる子はこんなタイプが多い

中学生で初めてセンターバックをやることになって不安という方!

中学生でセンターバックをやる子は実はどこの学校でも似たタイプの子がやっています。

どんな子がやるのか紹介しますので、目安にしてください。

身体が大きくてフィジカルに恵まれている子

とにかく身体が大きくて前へならえをした時に後ろから数えた方が早い人がセンターバックをやることが多いです。

他の記事でも書きましたが、センターバックというのは身体を張って相手の攻撃を防ぐポジションです。

必然的に相手と競り合うことが多くなるのでフィジカルに恵まれていた方が有利です。

背が高ければ空中戦にも勝ちやすいので、センターバックを任されることが多いです。

クラスのリーダー的存在

センターバックはGKを除けば一番後ろにいる選手なので、チーム全体を見やすいです。

周りを見渡して積極的に声をかけることが求められるポジションなので、クラスのリーダー的存在の人がやると上手くいきやすいです。

攻めたい所を我慢したり、相手のプレーに反応して攻撃を防ぐというポジションの役割柄、大人な性格の選手が向ています。

足が遅い、テクニックが低い

中学生の部活でセンターバックをやる子は足が遅い、またはテクニックが低い傾向があります。

これは中学生の部活は強豪校の高校や選手を選抜できるプロと違って、人数が限られているからです。

少ない人数の中で足が速かったり、テクニックがある子は皆、FWやMFといった攻撃的なポジションに付くので、ポジション争いに敗れた選手がDFになることが多いのです。

もちろん、中学生年代はまだまだ技術的に伸びる年代ですからFWなどができないわけじゃないですが、傾向としては足が遅くてテクニックが低い選手がやるケースが多いです。

中学生で求められるセンターバックの役割

中学生で求められるセンターバックの役割は基本的には小学生の時と変わりません。

しかし、大人のサッカーの下地を固めるべき年代でもあるので、求められる役割が増えます。

ここでは中学生年代のセンターバックで求められる役割について解説します。

相手FWとのマッチアップを身体で止める

センターバックの役割の8割が相手の攻撃を止めることです。

言い換えると相手の攻撃をシャットアウトできれば十分合格点です。

ビルドアップなどの役割もセンターバックにはありますが、中学の部活程度であればセンターバックが攻撃のスイッチになることはほぼありません。

1列前のボランチやトップ下でも十分攻撃の起点になれる程度のプレスですからまずはセーフティに味方にボールを繋ぐことを考えましょう。

クロスボールやセットプレーでの空中戦

中学生のセンターバックはフィジカルに恵まれていることが多いですから、それを活かしてクロスボールを跳ね返しましょう。

サイドからのクロスはサッカーの基本的なプレーの1つですから必ず対応を求められます。

ボールの落下地点を読むセンスを磨けば空中戦でより勝ちやすくなるでしょう。

ロングキックで前線にボールを送る

センターバックのパスはセーフティファーストが大原則ですが、味方のFWがフリーになっていると感じたら思い切ってロングキックで前線にボールを送りましょう。

ロングキック1発でチャンスが生まれるならありがたいですし、仮にミスして相手ボールになってしまっても自陣のゴールからボールを遠ざけられるので失点の危険は減らせます。

センターバックの正確なロングキックはチームの武器になるので、ロングキックの精度を磨くのもおすすめです。

積極的な声掛けでチームを鼓舞する

中学生年代は小学生よりも多感な時期なので、試合内容によってメンタルが崩れることは珍しくありません。

上手くいっている時は特にやることはありませんが、ピンチになったら積極的に声をかけてあげましょう。

後ろがどっしりと構えていると攻撃陣も安心して攻めることができます。

後ろにいるからこそ大声でチームを励ましましょう。

中学生センターバックはこんなプレーが苦手

センターバックをしている中学生の苦手なプレーってありますよね。

下記で紹介するのは結構あるあるだと思います。

苦手なプレーを認識すれば解消もしやすくなるので、ピックアップしてみましょう。

相手俊足FWとの追いかけっこ

中学生年代のセンターバックは足が遅い子がやる事が多いというのはお伝えした通り。

だから相手FWの足が速いというのが一番辛いです。

裏のスペースに大雑把にポトンと落とされて追いかけっこで負けるというのはよく見かける光景です。

相手からしたら裏に落としてFWを走らせるだけです。そこまで技術が必要でもないので、縦に一本パスを出すだけというのはよく見かける戦術です。

トラップやショートパス等の基礎技術

テクニックがある子は攻撃的ポジションをやる傾向があるので、センターバックは必然的にテクニックが低い子がやりがちです。

トラップやショートパス等の基礎技術が苦手という子は中学生年代ではよく見かけます。

中学生まではそこまで求められることはないですが、高校に進学してからはビルドアップを求められるだけにしっかりとした止める蹴るの技術は身に付けておきたいです。

パスをどこに出すかといった判断力

基礎技術そのものはもちろんですが、どこに出すのかという判断も求められます。

センターバックのミスパスは即失点に繋がります。

直接的なミスはもちろんですが、今、パスを出したらもらった相手が苦しい状況になるという判断ができずにパスを出してしまうというのもよく見かけます。

攻撃の起点になることも多いので、技術と共に身に付けておきたい能力の1つです。

関連記事:少年サッカー センターバックの適性って何?

中学生年代のセンターバックは高校への基礎を作る年代

中学生のセンターバックに求められる技術や身に付けるべき能力について解説しました。

中学生は高校で高度なサッカーをするための基礎を作る年代です。

頭も身体も大きく変わる年代なので、しっかりとこの記事でご紹介した能力を身に付けましょう。

関連記事:センターバックは身長低いとダメなのか?

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